朝の情報番組テレビ朝日『モーニングショー』にミスター円と呼ばれている榊原英資氏が話題となっています。
昨今の円安の問題で経済の専門として榊原英資氏が出演されていました。
ただ、今回の出演では榊原英資氏の態度や発言についてツイッターの投稿が多くあり、トレンド入りする反響となっていました。
そこで気になるのが、榊原英資氏はどんな方なのか?や家族などではないでしょうか。
今回、ミスター円と呼ばれている榊原英資氏について
- 榊原英資の経歴や学歴は?
- 榊原英資の父親や兄弟は?
- 榊原英資のネットの声まとめ
などをまとめてみました。
目次
榊原英資の経歴や学歴は?
榊原英資氏は元大蔵省(現財務省)の官僚で、現在は2010年から青山学院大学の特別招聘教という称号を持つ教授を務めています。
浮かび上がって来る「あるシナリオ」
榊原英資元財務官の選挙の結果予想と金融恐慌。
http://t.co/0WId9lqkst さんのメルマガ4分の1程度、公開 pic.twitter.com/NsH4NGjmCf— suhama 脱原発 脱格差社会 (@suhamayuki) December 3, 2014
榊原英資氏は1904年生まれの84歳で、1965年に大蔵省に入省されています。
では、経歴及び学歴をみていきます。
榊原英資の学歴
榊原英資氏は1904年東京都で生まれ、3歳からは神奈川県鎌倉市で育っています。
- 横浜国立大付属小学校・中学校
- 日比谷高校
- 東京大学経済学部
- 東京大学大学院
横浜国立大付属小学校・中学校に通い、小学校の頃は野球チームを作り、野球少年だったそうです。
横浜国立大付属中学校ではバスケットボー部に所属し、神奈川県の2位になるほど強豪校でレギュラーとして活躍したそうです!
中学での成績もよく、神奈川県内の進学校の湘南高校に進むのが普通だったそうですが、友人が東京にいたため、東京の日比谷高校に受験し、1時間半かけて通学していたそうです。
当時も進学校だったと思いますが、現在の日比谷高校の偏差値74で東大進学も毎年多くいる公立の高校ですね。
日比谷高校:日比谷高校は東京都千代田区にある都立高校。偏差値74の明治時代から東京大学への進学者数が多いことで有名です。 部活動には生徒の9割が加入していてインターハイなどにも出場する文武両道の学校でもあります。
榊原英資氏は高校2年生のときにアメリカに1年間留学されています。
アメリカの高校では3年生として留学していたため、アメリカの高校卒業資格で東京大学を受験し合格しています。
その後、東京大学大学院修士課程修了後の大蔵省入省しています。
榊原英資氏の家庭も恵まれていて、成績優秀でエリートの道だったようですね。
では、経歴もみていきます。
榊原英資の経歴
東京大学大学院修士課程修了後の1965年に大蔵省入省されています。
●経歴
- 1965年 大蔵省入省、関税局国際課配属
- 1969年 ミシガン大学に留学 ミシガン大学大学院博士課程修了
- 1970年7月 – 豊岡税務署長
- 1977年8月 – 埼玉大学教養学部助教授
- 1980年9月 – ハーバード大学客員准教授
- 1981年7月 – 大臣官房企画官兼国際金融局調査課
- 1983年4月 – 日本輸出入銀行嘱託(国際金融情報センター総務部長)
- 1985年6月 – 理財局
- 1991年6月 – 大臣官房審議官(国際金融局担当)
- 1993年7月 – 国際金融局次長
- 1994年7月 – 財政金融研究所所長兼会計センター所長
- 1995年5月 – 国際金融局長
- 1997年7月 – 財務官
- 1999年7月 – 退官
榊原英資氏の大蔵省入省後は、アメリカ留学経験から国際関係中心で活躍されています。
入省後すぐに、ミシガン大学に留学、国際通貨基金(IMF)にも出向し、国際派としてのキャリアを重ねています。
1995年の未曾有の円高を為替介入などの対策をし緊急事態を沈静化されたことから、榊原英資氏を『ミスター円』と呼ばれるようになりました。
退官後は、慶應義塾大学教授を経て、早稲田大学総合研究機構客員教授などを就任し、現在は青山学院大学の教授として活躍されています。
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榊原英資の父親や兄弟は?
榊原英資氏の父親は榊原麗一さんといい、1948年芦田均内閣総理大臣秘書官を務めています。
秘書官を務めた後、貿易商の免許を取りアメリカから古着の輸入業をされていたため、榊原家は豊かな家庭だったそうです。
また、秘書官時代にはGHQのアメリカ人が家に遊びに来ることも多く、榊原英資氏も自然と英語が学べる環境でした。
榊原英資氏の弟の榊原俊資さんは元丸紅の商社マンで、現在は「Y・S・パートナーズ株式会社」の代表取締役会長を務めておられます。
「Y・S・パートナーズ株式会社」は中小企業のベトナム・インド・タイへの海外進出支援を行っている会社です。
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榊原英資のネットの声まとめ
榊原英資氏が朝の情報番組テレビ朝日『モーニングショー』に出演し、昨今の円安についてのコメントや態度についてネットで話題となっていました。
榊原英資が日本経済が成長しないのは成熟段階にあるからとの意味不明を断言し、他の先進国も成熟してるがこの20年で1.5〜2倍成長をしている。なぜ日本は成熟して成長しないのかと問う玉川徹。その返答が #モーニングショー pic.twitter.com/Q8m4vboyTN
— 松枝春 (@ascendbba) April 21, 2022
榊原英資氏のコメントに対して、厳しい意見ですね。
え。榊原元財務官、日本が貧しくなってるとは思わない?え。マジか。#モーニングショー
— Masa da Oldskooler (@itsgroovymasa) April 20, 2022
榊原氏、分からない事になると逃げるなぁ😅
あと玉川さん発言中に被せてくるのやめようよ…
朝から気分悪いわ— Harry (@Connect_Harry) April 21, 2022
榊原元財務官 ”欧米各国も成熟社会、日本も成熟社会。だけど日本だけ経済成長してない理由はちょっとわからない” 、、、なんだそれ。#モーニングショー
— Masa da Oldskooler (@itsgroovymasa) April 21, 2022
解説で出演してる榊原英資だけどさ、肘を机について偉そうな姿勢をするんじゃない
昔の高級官僚のサガかね#モーニングショー— 足柄山金太郎 (@omuraisu0101) April 20, 2022
この榊原という人みたいに、姿勢悪く相手をなめたような態度で話をするやつはそれだけでダメ。
元官僚とか、やっぱりって感じ。
放っておけば、どこかの元役員と同じような思考回路で物を言いそうだわ。#榊原英資
#モーニングショー— Popoki (@nebogoro) April 20, 2022
現在の日本の経済については、世界情勢と関わってくることもあり予測するのは、専門家でも難しいのかもしれませんね。
また、榊原英資氏は正直に話しされているのが批判を浴びたのかもしれません。
まとめ
今回は朝の情報番組『モーニングショー』に出演していたミスター円と呼ばれている榊原英資氏についてまとめてみました。
榊原英資氏は東京大学大学院を修了後、大蔵省(現財務省)に入省し、国際経験や官僚時代に大学教授の経歴を持つ、元官僚です。
現在は、青山学院大学の教授を務めておられます。
父は政府の秘書官を務め、その後貿易商をされていて、弟は元丸紅の商社マンとして活躍されていました。