李承信が大学ラクビーを退部した理由は？出身中学や高校は神戸？

李承信選手は、2023年のラグビーワールドカップ・フランス大会で日本代表の新司令塔として注目を浴びています。

李承信選手の経歴をみると、大学のラクビーを退部したことがわかりました。

日本代表に選ばれるほどの実力を持つ李承信選手が、退部そして退学した理由が気になりますね。

そこで李承信選手が退部した理由や出身中学・高校について調査してみました。

李承信が大学ラクビー部を退部した理由は？

李承信選手は高校卒業後、帝京大学に進学してましたが、大学２年生の時、ラクビー部を退部し大学も中退しています。

帝京大学ラクビー部は、全国大学ラグビーフットボール選手権大会では、9連覇をはじめ、大学日本一を11回もしている強豪校に入学していたのですが。。。

李承信選手が大学ラクビー部を退部した理由は、海外でラグビーの選手としての活動を視野にラグビーの本場と言われるニュージーランドに留学することを決意したためです。

大学時代も活躍が期待されていましたが、これまで海外選手とプレーの経験から、海外でプレーをしたいという思いがあったそうです。

しかし、残念ながらコロナウイルスの影響でニュージーランドに留学することは叶いませんでした。

李承信選手の大学の退部理由については、決して悪い意味ではなく、前向きに将来のことを考えてのことだったようですね。

情熱大陸・李承信
無事に放送を終えました😊

『何で誰のためにラグビーをしているのか？』承信選手がラグビーをする上で強い信念を持って励んできたことを感じ、伝えたいと思いながら制作しました。

色んな場面を密着取材させて頂き感謝です！承信、ありがとう😊#情熱大陸 #李承信 pic.twitter.com/fF3Ms5nAvL

— 進藤佑基 (@yuki92shindo) May 22, 2023

李承信の経歴は

2001年1月13日に兵庫県神戸市で、三人兄弟の末っ子として李承信選手が生まれました。

李承信選手は、兄の影響で4歳から地元ラグビー教室「兵庫県ラグビースクール」に所属し、ラグビー技術を鍛えてメキメキと上達していきます。

李承信選手の大阪朝鮮高校時代には、主将を務め全国高校ラグビー大会の花園の地も経験し、高校日本代表に選ばれたこともありました。

ラクビー強豪校の帝京大学に進学するも、将来のことを考えてニュージーランドに留学するため大学を中退しました。

しかしながら、コロナウイルスの影響でニュージーランドに留学することができず、神戸に戻りバイト生活を始めます。

李承信選手は、この9ヶ月間ラグビーチームに所属することなく一人で公園で練習する日々とバイト生活だったと言います。

その後、中学時代に所属していた「兵庫県ラグビースクール」の恩師の縁から、神戸製鋼コベルコスティーラーズ（現・コベルコ神戸製鋼スティーラーズ）への加入を果たします。

2023年にはコベルコ神戸製鋼スティーラーズの副将にも選ばれています。

李承信選手は、同年代よりもひと足早くラグビーの国内リーグに飛び込む事になりましたが、この結果になったのでよかったのではないでしょうか。

また2023年8月には、ラグビーワールドカップ・フランス大会の日本代表として選ばれました。

李承信選手は、朝鮮学校の出身で初の日本代表に選ばれたそうです。

過去には日本の学校に通い、その後日本国籍を取得した具智元選手がラグビー日本代表に選ばれていました。

また、李承信選手は日本国籍に帰化するつもりはなく、韓国籍であることと在日韓国人として誇りを持っていて、「韓国籍だが、韓国人でも日本人でもない。』と発言しています。

それに加えて、父親の東慶（トンギョン）さんは、毎日新聞の取材にこのように答えていました。

元ラガーマンの父東慶（トンギョン）さん（56）は「否定的な意見を持つ人はいるかもしれない。でも、ラグビーはそんなスポーツではないと思う。承信には、これから朝鮮学校出身の子が見たことのない景色を見せてやってほしい。それがラグビー界や在日に限らず、いろんな子たちに次の道を開くことになると思う」

引用︰https://mainichi.jp/articles/20220701/k00/00m/050/174000c

在日韓国人や朝鮮学校の出身で日本代表に選ばれたということは、すごく意味があることだと思います。

日本ラグビーの「背番号１０」背負う李承信の覚悟…キックにランプレー備えた新司令塔へ(読売新聞オンライン)#Yahooニュース https://t.co/uRBIgZcUea pic.twitter.com/5nSu3bOJFG

— コベルコ神戸スティーラーズ🏉 (@kobe_steelers) August 24, 2023